口内炎により口の中があれ、痛みや出血のために食べ物が飲み込みにくくなることがあり、64.5%のかたにみられました[1]。
口内炎に対しては、ステロイドなどの軟膏や、痛み止めの飲み薬による治療を行うことがあります。ご自身でブラッシング、うがいなどの口腔ケアを行い、口の中を清潔に保つことでも症状軽減が期待できます。
なお、アルコール、過酸化水素、ヨードを含むうがい薬などは、かえって症状が悪化してしまうおそれがあるため、口腔ケアは主治医や看護師、薬剤師の指導のもとで行うようにしてください。
「いつもと違うな」と感じたら
アフィニトール錠による副作用の多くは、休薬・減量により対処することができます。
アフィニトール錠による治療を安心して受けていただくためには、「いつもと違うな」と感じたことを主治医や看護師、薬剤師に遠慮なく相談することが重要です。
また、具体的に相談ができるよう、服用手帳:『AFINITOR-BC My Diary』に毎日記録をつけるようにしましょう。
ご自身の判断でアフィニトール錠の服用をやめたり、量を変えたりしないでください。
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社内資料:国際共同臨床試験の結果Y2301試験(承認時評価資料)〔CERU00070〕