視力障害やぶどう膜炎、網膜の異常(網脈絡膜症(もうみゃくらくまくしょう)、網膜剥離(もうまくはくり)、網膜静脈閉塞(もうまくじょうみゃくへいそく)、眼の周囲の浮腫などの眼の異常が現れることがあります。
ぶどう膜炎とは、眼球を覆っている「ぶどう膜」と呼ばれる組織に炎症が起こる病気で、重症になると視力が低下し、失明に至る場合もあります。
網膜の異常には網脈絡膜症、網膜剥離、網膜静脈閉塞などがありますが、とくに網膜静脈閉塞では、網膜の静脈が詰まることにより、網膜にむくみや出血が起こります。視力が低下し、失明に至る場合もあります。
眼の異常の兆候
- 見える範囲が狭くなる
- 視力が落ちた
- 視界が暗くなったり霧がかかっている
- まぶしいと感じることが多くなった
など
このような症状が現れたら、すぐに主治医または看護師、薬剤師に相談してください。
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山﨑直也監修. メラノーマ(悪性黒色腫)でタフィンラーとメキニストを服用される方へ
ぜひ知っておいていただきたいこと. (2018)