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グリベック®を服用されるGIST(消化管間質腫瘍)患者さんへ

監修:
湘南鎌倉総合病院 腫瘍内科
澤木 明 先生

めまい、ふらつきは、グリベックの服用による貧血症状の可能性があります。多くの場合、グリベックの服用を始めて数カ月くらいでみられますが、どの時期でもあらわれる可能性があります。定期的に血液検査を受けるようにしてください。

貧血症状イメージ

セルフケア

ビタミンB12や鉄分を多く含む食事を摂るように心がけましょう。
めまいや立ちくらみが強い場合は、ゆっくりと動き、はげしい運動は避けましょう。保温に心がけてください。

  • 十分に食事を摂り、エネルギー不足にならないようにしましょう。
  • 十分に睡眠を取り、休養を心がけましょう。
  • 胃を切除している場合、ビタミンB12や鉄が吸収されにくいので、不足しないように心がけましょう。

治療・対策

状態によっては、赤血球を増やすお薬(鉄剤など)や輸血を考慮することがあります。高いところでの作業や車の運転などは、めまいやふらつきから危険を伴う場合があるので控えましょう。

セルフケアについて

ここではあくまでも患者さん自身で日常生活を見直したり、再確認していただく事柄をあげています。自己判断でグリベックの服用を休止したり、症状の重症度にかかわらず、副作用が改善しないまま放置しないで、直ちに担当医に連絡してください。

グリベックの服用について

副作用の症状に応じた対処法や治療を行いながらグリベックの服用は継続しますので、担当医の指示に従ってください。